働き方が変わりデジタルでの発信力が無いと生き残れない時代になりました。
通常のSNSとビジネス利用ってどう違うの?反応が薄いんだけど何から変えればいいのかわからない。
やみくもに発信していても中々イイね数は増えませんよね。SNSマーケティングにも型やコツがあります。
今回は初心者からのSNSマーケティング実践法についてです。
初心者からのSNSマーケティングの実践法
エンゲージメントが低いアカウントは意味がない!
SNSをビジネスで利用する時、まずフォロワーを増やさなきゃと誰もが思いがちです。
確かにより多くの人に伝わるに越したことはないのですが、エンゲージメント低いアカウントはフォロワーが多くても意味がないのです。
企業は自社サービスを売り込むため、コンバージョンにつながるアカウントを求めています。どんなにフォロワーが多くてもエンゲージメントが低いと購買に繋がりません。
最近はフォロワーを購入してでも増やす人がいますがぶっちゃけ無意味です!
SNSマーケティングのコツ
SNSマーケティングではフォロワーよりもエンゲージメントを高めてくれるサポーターを増やす必要があります。
サポーターになってもらうには、いきなりサービスを売り込んでも効果はありません。訪問販売の押し売りをされているのと同じようなものです。
そこでサポーターを増やすには以下のステップを踏む必要があります。
例えば目的に応じて以下のようなやりかたがあります。
出口戦略の作り方
SNSを発信するうえでは、自らの目的に応じた発信内容を決める必要があります。
それが出口戦略です。出口戦略を作るうえでは実行順序の逆から考えます。(マネタイズ→教育→プロモーション)
さらにこの思考順序は4つのステップに細分化されます。
STEP1:悩みを洗い出す
ターゲット=出口戦略に設置したいサービスを必要とする人です。
出口戦略を考えるうえではまず想定される悩みを洗い出しましょう。この段階では複数悩みの想定があっても大丈夫です。
STEP2:観察する
続けて、属性ターゲティング/行動ターゲティングそれぞれの観点からターゲットを観察してみましょう。
■属性ターゲティング
・地域
⇒地域コミュニティリーチに有効
・年齢/性別
⇒需要や悩みの調査をする際に有効
・環境(仕事/家庭/年収)
⇒サービスや集客の調査をする際に有効
■行動ターゲティング
・興味関心
⇒発信レベルや興味の調査に有効
・行動パターン
⇒発信時間帯、悩みの調査に有効
例えばOL30代のママさんは埼玉に住んでいて朝と夕方は子どもの送り迎え、帰ったらご飯の支度や家事で自分の時間がないことが悩み、といった感じです。
STEP3:リサーチする
STEP2で観察した悩みをさらに細分化して絞り込みます。例えばSNSの悩みと一言でいってもいくつかに分類できます。
その中で特にどの悩みを自分は解決できるのかを調査します。
まだフォロワー数は爆発的に多くないけど確実に自分のコミュニティのファンはいる!という人であれば集客と媒体誘導の悩みにフォーカスして発信する!といった感じです。
STEP4:ポジショニング
STEP3で発信内容が決まったら、どこで誰にどうやって発信するのかを決めます。初心者向けなのか玄人向けなのか、実践的なのか理論的なのかといった軸があります。
おすすめはフォロワーの問題解決につながりやすい、初心者向けで簡単な内容です。
コンテンツの作り方
ここまででSNS運用の目的と、誰にどのような情報を発信するのかが決まりました、そこでいよいよ発信の中身・コンテンツを作っていきます。
SNSにおいてはマーケットイン型のコンテンツでフォロワーの課題を解決する必要があります。
一方プロダクトアウト型の発信は新しい気づきを与える効果がありアハ体験となります。従ってマーケットイン型とプロダクトアウト型の発信は7:3が目安です。
コンテンツはカスタマーインサイトに応じて作成します。
また相手の悩みに深く刺さるために、発信するコンテンツの価値情緒的価値を明確にしましょう。
ここまでの内容を決めることで誰に何をどのように発信するのか、なぜ自分をフォローする必要があるのかが明らかになります。
これらの整理がすっきりしない場合はカスタマーバリュープロポジションで整理することも有効です。
整理した情報はSNSのプロフィールに箇条書きで記載して閲覧者に訴求しましょう。
例)
・初心者向けに〇〇を発信
・このアカウントをフォローすると
✖✖できるようになります
SNSブランディングの作り方
ブランディングがあれば発信に権威性がつくためより発信が広まりやすくなります。ブランディングは大きく2種類に分けられます。
・憧れ/尊敬
・親近感/友好感
これらのブランドを作るうえでは型が3つあります。
多くの人は最初から権威性を持っていないのでシェルパ・ストラグラー型での発信が有効です。
シェルパ型の出口戦略
まずシェルパ型では安心感を積み上げるため毎日少しずつ発信をすることが必要です。
そのうえで重要なのは知識そのものではなく解決を発信するという点です。そのためには悩みの共感が得られるような内容を発信に含む必要があります。
例)
✖:就職がすべてじゃない。
他の道を探せ。
○:ESとか全然書けないですよね。
これらの発信を続けることでより深い悩みを解決して欲しいという人がでてきます。
そのタイミングになったら限定グループ等のコミュニティを作りマネタイズにつなげることができます。
ストラグラー型の出口戦略
ストラグラー型は発信者自身も課題を解決している途上です。発信することはもちろんイイネやリアクションで関係構築をしていきます。
そうすることで会ってみたい⇒応援したい⇒何かを頼んでみたいというように関係レベルが上がっていきます。
口コミをもらおう
圧倒的な権威性が無い状態で発信する情報はどうしてもポジショントークに見られがちです。
そこで必要なのがユーザーの口コミです。
口コミを発生させる例)
・イベント企画
イベントを企画して参加者に
リプやメンションを送ることで
口コミをもらいます。
・リプ/メンション企画
リプ、メンション限定で
コンテンツを配布する企画を行います。
この口コミをきっかけにしてSNSでの反応が回り始めます。
まとめ
今回はSNSマーケティングを実践するうえでの具体的なステップについて書いてきました。
①出口戦略でSNSの方向性を決める
②ターゲティングとポジショニングを
明確にする
③発信の型にあわせて継続発信
④イイネやコメントのアクションで
関係構築
⑤口コミをもらって好循環に持ち込む
発信者が急激に増えている今、最初の方向性が曖昧だとせっかく発信しても効果があがりません。自分らしい発信の方向性を見つけて無理なく継続発信していきましょう!
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本記事はオンラインビジネススクールURUの講義内容を元に記載しています。関連記事は以下です。
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