なんか最近何やってもうまくいかないなあって時ありませんか?仕事の調子もいまいち、かと思えばプライベートのほうでも問題が・・・
毎日過ごすうちに次から次へと困難はふりかかってきます。でもそんな時、悩んでいても無駄だって言われたらどうしますか?
今回は悩むことが無駄な理由についてです。
本記事はこれまで100冊以上のビジネス書を読み、現在も週1冊以上のインプットをしている私が、仕事に役立った書籍を紹介するものです。
<誰でも週1冊読書が無理なくできる方法>
悩むことが無駄な理由
ロルフ・ドベリ著『Think clearly』
本書は複雑に見える人生をシンプルに生き抜くための思考法について書かれています。
例えば人は皆移動の利便性を求めて車を買いますが、渋滞などで止まっている時間、車を買ったりガソリン代を稼ぐために働く時間を考慮に入れると実態の平均速度はどのくらいになるでしょうか。
あるアメリカの車ではその平均速度はなんと時速6キロだったそうです笑
車を手に入れるのに何年ローンで・・・などど考えるのが全てなくなると想像してみてください。
様々な思考の道具を手に入れて人生をシンプルにしてみませんか?
中田敦彦さんのYoutubeでも絶賛された一冊です。
シリーズ本2冊もおすすめです。
岸見 一郎・古賀 史健著『嫌われる勇気』
本書は自己啓発本のTOPともいえる本で知らない人がいないくらいではないでしょうか。
本書はある悩める青年がアドラー心理学を専門とする哲学者のもとを訪れ、議論を交わしながら一つ一つ青年の悩みを紐解いていくという構成となっておりとても読みやすくなっています。
話の中で考え方の中心となるアドラー心理学は目的論というスタンスをとります。
目的論はあまりなじみがなく、初めて知ると違和感すら覚えるかもしれません。
例えば、引きこもりが起こるのはいじめや過去のトラウマが原因だからではなく(原因論)、親や友達に構ってもらいたいからという目的を元にやっているというものです。
なんか冷たく聞こえますか?
作中の青年もそのように感じて猛反論しています笑是非その答えを本書で確認してください。
また本書が好きな方には続編『幸せになる勇気』もおすすめです。
ハンス・ロスリング著『FACTFULNESS』
物事を正しく見通すことが出来れば不要な情報に惑わされずシンプルに生きることが出来ます。
本書では人々が物事を判断するときに陥りがちな10の本能について、事例を用いながら解説がされています。
例えば世界の貧困は拡大していないし、当たり前のように使われている先進国、途上国というような区分けも実際にはなくなってきていることがファクトとしてわかります。
本能に騙されずファクトベースで物事が判断できるようになることで、世の中にはびこるジャンクインフォメーションに騙されないですみます。(安っぽいネット記事はほとんどがジャンクです)
ビルゲイツ、バラックオバマも賞賛する世の中の見通し方についての1冊を是非手にとってみてください。
ロルフ・ドベリ著『News Diet』
皆さんは日々どれだけのニュースを見ていますか?本書の著者ロルフ・ドベリは”ニュース断ち”をすすめています。
なぜなら、ニュースの大半は私たちの”能力の輪”の外側にある事項であり、なんら人生に影響を及ぼさないからです。
ネットニュースの隆盛により、センセーショナルなものを扱うというジャーナリズムの特性が益々強烈になってきた今こそ、ニュース断ちをして思考をすっきりさせる時かもしれません。
稲盛和夫著『生き方』
本書は京セラとKDDIの創業者、 稲盛和夫氏による人生論が書かれた本です。
稲盛氏は一貫して利他の心で生きることの大切さを説いています。
本書は2004年に発売された本ですが、現代の「成功するには」という価値感の隆盛を見通していたかのような内容には驚かされました。
発売以来長期でヒットしミリオンセラーになったことからも、流行り廃りと一線を画した人生論であることを物語っています。
ふろむだ著『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』
本書はのべ数百万人に読まれたブログ「分裂勘違い君劇場」の運営者ふろむださんにより書かれた本です。
本書のテーマはずばり”錯覚資産”です。
錯覚資産とは「他人が自分に抱く、自分に都合の良い錯覚」のことです。
著者のふろむださんは、成功者は実力があるから成功しているのではなく、錯覚資産と運をうまく活用しているからだと言います。
ちょっと受け入れがたい内容にも聞こえますよね。しかし人間の脳は、一貫性がある内容にするために記憶を改ざんするようにできており、事実がそのまま通るわけではないのです。
だからこそ錯覚資産を活用できる人が成功しちゃうんです。
この錯覚の仕組み、そしてどう錯覚を利用し資産を膨らませるのか。
そんな危うくも心理的な内容が書かれています。
アダム・グラント著『GIVE & TAKE』
本書は『ORIGINALS』のアダム・グラントさんの著書です。
Give&Takeってよく聞きますよね。
本書では人々をギバー、テイカー(自分の利益を優先させる人)、マッチャー(バランス派)に分類し様々な幸福感に関する実験を行いその結果を紹介しています。
本書を読めば、ただひたすらGiveしていれば幸せになれるわけではないことがわかります。
すぐに見返りを求めて人に何かを与えるのは本質的なギバーではないですし、かといってむやみやたらに与えすぎても逆に不幸になります。
名著『ストーリーとしての競争戦略』の著者・楠木健さんもおすすめの一冊です。
おまけ)水野敬也著/夢をかなえるゾウシリーズ
本書はシリーズの最初が2007年に発売された本で、最新作である第4作目が2020年に発売された小説です。
どのシリーズもコミカルなゾウの神様・ガネーシャが様々な人のもとに降り立ち、成功に導いていく物語となっています。
売れないお笑い芸人、お金を稼ぎたい人、恋愛を頑張る人、死を迎えつつある人。。。
誰もが抱える悩みからちょっと重いテーマまで、特徴的なキャラクターたちが絶妙に中和しながらサクサクとストーリーが進んでいきますので、気軽に手に取れるのにためになるシリーズです。
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