前回のセッションでコーチングを通して達成したい目標/目的を確認し、いよいよ本格的にプロコーチへの挑戦がはじまりました!
今回から自らがコーチングを受けつつ、コーチングスキルを学んでいくこととなります。
自分が人生において明確なことを通じて、自己の理解を深めていきます。
今回の内容はコーチングセッション体験談の2回目、自己理解の深堀りとコーチングの基礎についてです。
コーチングセッション体験談②
前回課題に対しての深掘り
2回目のセッションは前回出された課題の内容確認から入っていきます。
前回の私への課題は以下3点でした。
- 理想のリーダーを3人あげる
- 3人の惹かれるポイントをあげる
- 今すぐ役に立てることで答えたことについてブログを書く
もちろんこれらは万人に対して出される課題ではなく、前回セッションを踏まえて私に対して出していただいた課題となります。
この課題の回答に対して深掘りをして頂く形でコーチングがスタートします。
挙げて頂いたリーダーと惹かれるポイントに共通することってなんでしょうか?
大義に向けて熱量をもって活動しているところ、自分の生き方を貫いているところですかね。
ここでいきなりポイントとなる質問が出ます。
りょーすけさんにとっての”大義”ってなんですか?と言われたらなんて答えますか?
冒頭なのですが、この質問は結構深いところに刺さってきた感覚があります。
ウェルビーイングの実現ですかね。。非効率なことだったり、世間体を気にして不幸せな人が多いように思っていて、1人1人が輝ける世界が出来たら良いなと思います。
その大義に対して自分なりに行動していることってありますか?
目の前の仕事で、若手のメンバのなりたい姿に向けた支援をするようにしています。
コーチングをさせて頂いていると、実現したいことが変化していくこと、より明確になっていくことがあります。今お答えいただいたことを踏まえて深掘りしていきたいと思っています。
確かに自分の良いなと思う姿はまだぼんやりしているのかもしれません。
今回の質問のように、言葉の定義を確認することは相手を理解する上でとても大切なようです。
自己理解の深掘り
冒頭の流れから、前回のセッションに引き続き自己理解の深掘りに入っていきます。
りょーすけさんの人生の明確さをお伺いしたいです。核心を持って行動が出来ているとか、これが自分の人生だって思えるものってどんなことですか?
迷ったら挑戦すること、自分から飛び込むことだと思います。
逆に不明確な事ってなんですか?
バランスですかね。。家族と自分がやりたいことをどう落ち着ければよいのかが不明確です。
この辺りが今後ポイントになってくるかもしれないようです。
今度はまた別の角度から質問を頂きます。
ではあの時こうしたらよかったのに、という悔いみたいなものはありますか?
高校の部活の部長時代ですかね。部員の意見をあまり聞かずに勝つためにやるべきと信じていたことを押し通していたと思います。
もしその時に戻れるとしたらどう解決しますか?
最終的な決定がどうなるかは置いておいて、各メンバーの合意を取るようなプロセスを挟むと思います。
それは現在にも活かされていますか?
仮に目標が同じでも考え方が様々だということは学んだので活かせているかなと思います。
人生の中で悔いていることや過去の強烈な体験が今の原動力になっていることがあるため、このような質問で確認をするそうです。
過去の体験が前向きなエネルギーになっていることもあれば、逆に足かせになっていることもあるとのことです。
このような過去の出来事から相手のことを紐解くのもコーチングの特徴ですね。
そしてここから仮定の質問が投げかけられます。
”最高”のりょーすけさんを表す言葉を3つ挙げるとしたらなんですか?
これは結構悩みました笑
理想の自分がどんな状態なのかって結構わかっているようでわからないんですね。
責任がある立場が任されていること、自由なこと、調和がとれていることの3つですかね。
面白い組み合わせですね。責任というのは何に対してですか?
ここで3つのうちの1つ1つに対して深掘りがされていきます。
情熱があって前向きな人がより良くなるための責任でしょうか。
自由というのは何からの自由ですか?
時間・お金・固定概念や制約からの自由ですね。
個人的に面白いと思ったんですが、自由でありたい一方で責任を負っていたいんですね。
自分や家族が満足したうえで、より周りの人に働きかけることができるような自由という感じですね。
責任というのは上司になるとかではなく、役に立ちたい人への責任ということですね。では最後調和とはどのような状態でしょうか。
自分と家族と仕事/やるべきこととのバランスが取れている状態です。
改めて、責任・自由・調和という3つはなぜりょーすけさんにとって大事なんですか?
頼られていることが張り合いをもたらすと思うので責任が必要ですし、やらされ仕事では成果が出せないので、好きなことをやり通す自由が必要です。そして何かに偏った状態だとうまくいかないので調和が大事だと思います。
もしあれば、別の表現もあったなあというものがあれば教えて頂けますか。
ワクワクすること、挑戦することは近いかなと思います。
もし挑戦がまったくできない環境になったらどうなってしまいますか?
現状維持を強いられるのは苦しくてたまらないと思います。
りょーすけさんにとって成長が大事なのはなぜですか?
最高の状態をあげ、さらに別の言葉で表現し、その理由を聞かれるという深掘りに対し、少し考えこみます。
根本的な部分を考えさせられている瞬間です。
変わらないことが嫌で、少しでも良くなっていたいからですかね。
りょーすけさんにとっての成長って右肩上がりのイメージですか?それともでっこみ引っ込みありますか?
後者です。常にはうまくいかないでしょうけど、それ含めて上がっていければ良いと思います。
それを踏まえて、りょーすけさんなりの”成長”という言葉の定義を教えてください。
ここでまた根本的な問いです。根本的だからこそその人なりの言葉が出る瞬間ですね。
昨日の自分より一歩でも進んでいること、新しいことが出来るようになっていることだと思います。
それが大事なのはどうしてですか?
成長によってまずは自分自身を満足させられると思いますし、その先の家族、さらにその先の周りの人を幸せにできる領域にたどり着けるからだと思います。
ここまでの問いで私という人間の原動力を確認頂きました。
自分なりにチームメンバにコーチングをやってみることはありますが、圧倒的にしゃべる量が違うように感じます。
プロのコーチは相手に多く話させてかつ相手の深層心理を引き出します。
たくさんしゃべっちゃう自分はまだまだですね笑
会社関係だと指導が入ってしまうのでなんとも難しいですが。。
そしてここからまた別の観点に切り替わります。
りょーすけさんの人との接し方を表す言葉を3つ教えてください。
でたな3つシリーズ!
自分から働きかける事、価値観の違いを受け入れる事、見返りを求めない事ですかね。
そしてこちらについてもそれぞれなぜ大事だと思うかの理由をお話ししていきました。
そしてさらに価値観についての質問が続きます。
りょーすけさんにとっての”成功”した状態ってなんですか?
家族に尊敬されていて自分の好きな仕事ができていることです。
成功している状態を100%とすると今は何%くらいですか?
30~40%くらいですね。家族ともっと一緒に居ないといけないですし、もっと自分が志向する仕事ができていないといけないと思います。
30~40%の出来ている部分ってなんですか?
最低限の安心感は家族に与えられていると思います。生活に不自由ないお金は稼げているというレベルです。ただこのままいくと満足度が20%とかに減っていくんではと危惧しています。
成功度合いをまず50~60%にするには何が出来ると思いますか?
会社のみに頼らなくてもいい状態を作ることだと思っています。そういう意味でこの講座も取らせていただきました。
この講座を経て残り50%を埋めていくには何が必要ですか?
最初のクライアントさんを獲得すること、今後どういう展開をしていくか仮説でもイメージが出来ていることだと思います。
ここまで様々な価値観について深掘りしてきました。ここからまとめに入ります。
ここまでを踏まえて、前回と今回でどのような違いがありますか?
前回は何から手をつければよいかわかりませんでした。今回で目指すべき方向性とそこまでに足りないことが大まかにわかったと思います。
そしてある程度深掘りを終えたタイミングで、コーチングの技術について理解を深めることになります。
確かにいきなりコーチングとは・・・とはじまるより、自分が体験した後のほうが断然理解度が違うことがわかります。
コーチング基礎
改めてになりますが、コーチングとは以下のように定義されます。
クライアントの目指す未来に向けて目標達成に必要なスキル、知識、物の見方や考え方を備え、行動を支援していくプロセス。
コーチングは原則本人が答えを持っています。従ってコーチはその答えを引き出すことが仕事です。
ただし!ここに重要な落とし穴があります。
それは、何でもかんでもクライアントが答えを出せるわけではないということです。
当たり前のように聞こえますか?
しかし相手の答えを引き出すことにこだわってしまうと、相手を目標達成まで導けないということが起こりえるのです。
まだクライアントが気づいていない答えを教えたり、気づかせたりする環境づくりが本質ということですね。
そしてコーチングは以下のステップで進んでいきます。
これらは1回のセッション内でも、中長期スパン両方で意識する流れになります。
そして、コーチ自身が学び続けないとクライアントを行動させることが出来ません。
従ってクライアントを成長させることが出来るコーチは自らも成長するのです。
これは本当に素晴らしい仕事だと思える部分だと感じました。
そして前回同様、最後に次回に向けた課題が出ます。
- 人生におけるミッションステートを作る
- セッションでの気づきもしくは、今すぐ世の中の役に立てることでブログを書く
まとめ
2回目のセッションでは自己理解の深堀りとコーチングの基礎について学んできました。
- 過去の強烈な体験に今の自分の価値観が現れている(良いほうにも悪いほうにも)
- なりたい姿は意図的に言語化することでより具体的になる
2回のセッションで自分のなりたい姿が徐々に具体化されてきました。
課題である人生のミッションステート作りが楽しみです!
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