これまでコーチングでどんなライフスタイルを実現したいのかを深堀りしてきました。
ここからはいよいよ自分のコーチングコンセプトを決め、サービスを作っていくことになります。
今回の内容はコーチングセッション体験談の5回目、コーチングのコンセプト決めについてです。
コーチングセッション体験談⑤
コンセプトの確認
まずは前回の課題である人生の輪を書いてみた振り返りから始まります。
人生の輪とは人生の代表的な分野に対しての自分の充実感を点数で表し、項目ごとの点数を輪で結んだものです。
ちなみに私の場合はこんな感じになりました。
人生の輪はどこか一つが飛び抜けていてもだめで、バランスが重要になります。
現状分析のツールとしておすすめです。
人生の輪を書いてみて、どのようなことを感じましたか?ギャップはありましたか?
改めて現状を認識できたかなという感じです。これまでセッションを通じて自分の考えを整理できてきたのでギャップはありません。
今後改善していくためにどの分野から取り組まないといけないと考えていますか?
仕事ですね。ここを上げていかないと他も上がらないと考えています。
人生の輪のワークも含めて、今週1週間はどんな過ごし方をされていましたか?
今回のセッションでコンセプトを一度決めると言っていたので、それに向けての準備をしていました。
2回前のセッションではコーチングセッション全体の過ごし方について確認していました。
その中で自分で直近のアクションプランを決めていたのでコミットしなければという意思が強く働いたと実感しています。
まずこれをやっていこうというものってありますか?
今回のセッションを終えた後に、届けたい方に向けての情報発信をしたいと考えています。また並行してLPやステップメールを作りたいと考えています。
仮でも良いのですがこういうものを提供したいというコンセプトは見えてきましたか?
輪郭はぼんやりと。。ペルソナとしては若手で仕事と家庭の両立に悩んでいる会社員を想定しています。ただ何が提供できるのかとか自分の強みはぼんやりしています。
家庭とのバランスがポイントなんですね。良いと思います。コンセプト作りで大事なのはまずは提供してみることなんです。相手の反応を見て変更していってOKです。
これまでは自分が提供するサービスはコンセプトがかっちり固まった状態でないと思っていましたが、まずは世の中に出してみることが重要とのこと。
SaaSサービスやアプリなどはパイロット版を出して世間のフィードバックをもらい改善していきますが、個人のサービスでも同じなんですね。
ただ理屈ではわかっても個人ビジネスでいきなり世の中に出してみようという強心臓はなかなかいないと思うので、このあたりもコーチングを受ける価値だと思います。
その上で、りょーすけさんが世の中で一番解決したい課題ってなんですか。
え。それはちょっと難しくないすか?笑この質問はいきなり答えに詰まりました。
これまでコーチングを受けていてわかったのですが、答えに詰まる質問にこそ普段自分一人では思考が及ばないものが眠っているのです。
現状に不安や不満を抱えていながら、何をしていいかわからない人の課題を解決したいです。その先にその方の得意なことを見つけてそれを活かすような支援がしたいです。
そして答えに詰まった後の質問は必ず深堀り系の質問が来る流れになります。
ではその方々はどんな課題を持っているのでしょうか。
現状を変えたいけど日常の生活が当たり前になっていて、時間がなかったり気力がなかったりしてジレンマに陥っています。
りょーすけさんがこのコーチングセッションを申し込んだ時にどんな課題を抱えていましたか?
ある角度で彫り進めるのが難しそうな場合別の角度から深堀り質問がされます。
このまま会社員として過ごしていて良いのかという不安があったものの、その解決方法がわからない状態でした。
それを解決できそうだと思ったのはどうしてですか?
コーチングを通じて自分の考えを整理し前に進めると思ったから、また会社以外で自分のサービスを提供できるようになることで不安を解消できると思ったからです。
りょーすけさんのサービスを申し込む方はどんなサービスを期待していると思いますか。
これも少し詰まります。まさにあなたは何で価値を提供できますか?と聞かれているので大事な部分ですね。
現状の何がいけないのかを言語化出来ること、理想の姿を明らかにすること、理想と現実のギャップを埋める行動プランを一緒に考えてくれることだと思います。
それはペルソナとして挙げていただいた20代の若手の方に向けてということですよね。それらの方にサービスが提供できたら満足度は何%くらいですか?
70%です。残りの30%はリーダークラスやマネジメントクラスの悩みを解決できるようになるとより満足度が上がるのではという余白みたいなものです。
良いですね。ではりょーすけさんがたった一人だけ喜ばすとしたらどんな人を喜ばしますか。
これはまた難問です。
不特定多数ではなくまずこの人!という人に向けてのサービスを作りましょうという意図なのはわかりますが。。
繰り返しになりますが、何か変えたいけど何をしたら良いのかわからない若手なんだと思います。
ではその人が憧れるライフスタイルってどんなものだと思いますか?
例えば望まない転勤を命じられても他に収益の柱があるので断るという選択肢を持てているなど、人生をコントロールしていることだと思います。
なるほど。ではりょーすけさんが今コントロール出来ていることって何がありますか?
上司とある程度信頼関係が出来ているので、例えば育児休暇が取りやすいことなどはコントロール出来ている部分だと思います。
とても良いですね。例えばどうやって上司の方と信頼関係を築いたのですか?
まず仕事で成果を出すこと、先回りして上司の欲していることをやるといったことの積み重ねだと思います。
今お聞きした中でも発信材料がたくさんあると思います。自分では気づいてないノウハウや強みがありますよ。育児休暇をなかなか取れない方や上司との関係がうまく言っていない方はとても気になると思います。
また情報発信をする上ではノウハウよりもライフスタイルの発信をすることで人は惹かれると言います。
人は自分の強みを認識することが苦手です。
しかしこのやりとりでどんな人にも強みがあること、それは人と話すことで明らかになることを体感しました。
コーチングで実現したい世界の確認
ここまでコンセプトの確認を行ってきましたが、ここからは更にスケールが大きくなり実現したい世界観へと移っていきます。
りょーすけさんがこれから作りたい世の中ってどんな世界ですか。
”自分の人生を生きている”と言える人を一人でも多く増やしたいと思っています。
その世界が実現で出来るとさらにそこからどうなっていきそうですか?
みんなが得意なことで輝いているということは、もっとお互いを頼って助け合える世の中になるんじゃないかと思っています。誰かが誰かの役に立っていて、それが人々の幸福感に繋がると思います。
そういう状態になっていないのは何が原因だと思いますか?
教育がアップデートされてないのはあると思います。皆が同じ方向を向いていれば良い時代ではなくなっているので迷う人が増えたと思います。
システム的な問題もあるということですね。りょーすけさんがその問題に対して出来ることってありますか?
1人でも自分の強みを見つけて成果を上げる人を増やすことだと思います。
どういうことをしてそれを実現したいですか?
まずはコーチングを通じて目の前の人の悩みを解決していくことだと思います。その経験を積んだ先になにか別の発信や関わり方が出来るようになるのかも知れません。
この質問を通じて自分がコーチングを通じて何を実現したいのか、その先に何を目指すのかが明らかになってきました。
大きなビジョンを明らかにすることは目の前のことを頑張る原動力になります。
ここまでのセッションを踏まえ、どれくらい確信を持って情報発信ができそうですか?
80%です。残り20%はもう少し困っている人の実態を詳細に捉えないといけないこと、自分が出来ることの言語化が必要だと思います。大枠としては見えてきました!
そして上記を受け次回に向けた課題がでます。
- 仮説のペルソナ5人に対してヒアリングを行う
⇒何を目指しているのか
⇒何に困っているか
⇒課題に感じている状況に対して何をしようとしているのか(していないのか)
⇒どうして今動けないのか - コーチングプログラムの目次を作る
まとめ
5回目のセッションではコーチングコンセプトの確認を行いました。
- 人生の輪を使うことで現状のどこに問題があるかを可視化できる
- 一番解決したい1人に向けコンセプトを作る
- 人は人のライフスタイルに興味を持つ
- 得意なことは対話の中でこそ見つけられる
- コンセプトは顧客のニーズに応じて変化させるもの
いよいよ仮説を元にヒアリングを行いコンセプトの方向性を確かめる段階に来ました。
次回は確かめたコンセプトを元にメニューが出来上がっているはず笑
どんなサービスになっているのか自分でも楽しみです!
関連記事:
<コーチングセッション体験談④~コーチングの振り返りと理想の生活の確認~>
エックスサーバー/Xserverドメイン/お名前.comで
ブログをはじめよう!
コメント