認知科学に基づく行動量を爆増させる方法

コーチング

やらなきゃいけないのにサボってしまう。まだ準備ができていないからと後回しにしてしまう。今年こそは!と思ったことが続かない。

あなたにもそんな経験がありませんか?!

今回は認知科学に基づく、自然とモチベーションに引っ張られ行動量が爆増してしまうような方法についてです。

りょーすけ
りょーすけ

新卒で東証プライム上場企業に入社して法人営業。その後ベンチャー企業に転職しました。会社員としての活動に加え、株式会社ハイパファーマンスのコーチングプログラムを修了。プロコーチとして時間術、仕事術、目標達成の方法などを発信しています。
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本記事の内容
  • 人が行動できない理由
  • 行動量を爆増させる方法

行動量を爆増させる方法

現状を変えるには行動しかない

先日こんなツイートをしました。

現状に不満はあるけど、何をしたら良いかわからず日々もんもんと過ごしている方が多い印象です。

しかし世間が自分の都合の良いように変わってくれることはまずありません。

現状を変えたいなら行動しかないのです。

ツイートでなかなか行動できない方の特徴をあげましたが、実はもっと根本的な部分で人が行動できない理由があるんです。

人が行動できない理由=生存本能?!

人は誰もが現状維持を望むようにできています。

肉体的にも精神的にも”ここが心地よい”というコンフォートゾーンがあるのです。

これは人がもともと怠け者だからというよりは生存本能によるものです。

例えば人は36°台が快適な体温ですが、80°のサウナに入るとたくさん汗をかいて体を冷やそうとします。(=ホメオスタシス)

こうして人は外部環境の変化から身を守っているんですね。

何か新しいことをはじめよう!と決意した時、その行動が続かない理由がこの生存本能にあります。

瘦せるために毎日早起きしてウオーキングをしよう!と決意しても、早起きという行動は普段の自分の心地良い領域の外にあります。

従って元に戻ろうという強烈な働きかけにより、早起きの意思は砕かれるのです。

認知科学に基づく行動量が爆増する仕組み

行動できない理由が生存本能に基づくものだとわかりました。

ということは、行動して現状を変えるには本能に逆らわなければいけないのです。

そこで私たちが取るべき策はコンフォートゾーンをずらすことです。

コンフォートゾーンをずらし行動(現実)が変わるまでの流れは以下のようになっています。

心地よく感じるコンフォートゾーンを理想の状態にずらすことで、理想の状態になっていない現実が気持ち悪くなり、理想の状態に近づくように現実を変える行動を起こすというわけです。

よくモチベーションが高い/低いという表現をしますが、正確にはモチベーションは常に存在しており、どちらの方向に働いているかの違いなのです。

とはいえマインドを理想の状態に切り替てください、と言われても難しいですよね笑

次の章ではマインドを理想の状態に切り替え、コンフォートゾーンをずらす方法について書いていきます。

行動量を爆増させる方法

方法①:理想の自分を毎日自分に叩き込む

1番原始的な方法です。

とにかく毎日自分の理想の状態を紙に書くなどして、自分は理想の状態であるべきだと言い聞かせてください。

理想の状態を書いたものを常に目に見えるところに張っておくというのも効果的です。

ただし何でもかんでも自分の理想を叩き込めるほど単純ではありません。

自分が納得した”こうありたい!”という理想でなければ熱量が続かないので注意です。

悪い例:Aさんよりお金持ちになりたい
良い例:ハワイが大好きだから毎年余裕でハワイにいけるように年収2,000万円稼ぎたい

方法②:質の良い目標を立てる

理想の状態を実現するには楽しい事ばかりではありません。

たくさんの”やらなければならないこと”があるでしょう。

だからことやらなければならないことの先に”やりたいこと/ありたい姿”を置く必要があるのです。

例えば家事が嫌いなお父さん。家事をやるべきだとわかっていても中々習慣になりません。

そこで自分のあるべき姿を”妻とこどもに尊敬される父親”と置いてみました。もしも尊敬される父親だったらどんな行動をとるでしょうか。

仕事では成果をだし、夕飯には帰ってきて、休日は家族とのんびりし、あたりまえのように妻だけに家事をやらせたりはしないはずです。

このように質の良い目標が自分は理想と程遠い行動をしていると気づかせてくれるのです。

ありたい姿を先に設定→ありたい姿の人ならどういう行動をする?の順番でめんどうなことへのハードルを取り除くことが出来るのです。

方法③:第三者の力を借りる

理想の状態があたりまえだと自分に叩き込んだり、質の良い目標を設定することが自分ひとりでは難しい場合もあります。

そういう時は第三者の力を借りましょう。

気恥ずかしいかもしれませんが、自分はこうなりたいんだ!と誰かに話すだけでも自分の頭が整理されやるべきことが見えてきたりもします。(=オートクライン効果)

それでも自分のやりたいことがわからず日々モヤモヤしている、新しい習慣が身につかないという方はプロのコーチに相談してみてください。

起業家向けのコーチングを提供しているダン・サリヴァン氏は、何かを目指す上ではどうやるかよりも誰とやるかが行動へのコミットメントを高めると述べています。

仲間づくりが可能性を開く 「方法」でなく「人」から考える成功戦略

2022年7月8日Yahoo!ニュース記事

私もやりたいことがわからない、でも時間がないという方向けにコーチングプログラムを提供していますのでよければご相談ください。

まとめ

今回は認知科学に基づいた行動量を爆増させる方法について書いてきました。

・現状は行動でしか変わらない
・行動するには本能に逆らう必要がある
・コンフォートゾーンをずらすことで現実が変わる
・毎日理想を自分に叩き込んだり質の良い目標によりマインドを変えることができる
・第三者に頼ることで自分の目標ややりたいことが明確になる

1人でも多くの方が迷っている現状を脱し、理想に向かって行動できるようになれれば幸いです。

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