リーダーってどうあるべきなのでしょうか?人をうまく動かして成果を上げていくには、人望もスキルも必要?
でもそんななんでもできるスーパーマンになんてなれないよ。。しかし、スーパーマンじゃなくても発想の転換で優れたリーダーになれるんです。
今回は今なんらかのリーダーをされている方、これからリーダーを目指す方向けの本を紹介します。
本記事はこれまで100冊以上のビジネス書を読み、現在も週1冊以上のインプットをしている私が、仕事に役立った書籍を紹介するものです。
<誰でも週1冊読書が無理なくできる方法>
リーダーに求められる真の要素とは
安藤広大著『リーダーの仮面』
本書はこれからリーダーになる方、リーダーなりたての方に向けられた本です。
リーダーが部下に行うべきマネジメントとは、事実ベースで定点確認をすることだと言います。モチベーションを上げることでも、細かく指導することでもないんです。
また部下を成長させる上で、感情に寄り添うことは無意味だとも言い切ります。
2000社以上の導入実績があり、著者の会社も4年かからず上場を果たしたリーダー論がここにあります。
デイブロ-ガン、ジョンキング、ハリーフィッシャーライト著『トライブ―人を動かす5つの原則』
組織にも段階があることをご存じですか?!
1人でできる仕事には限界があります。
組織の段階を見極め、適切なアプローチをすることができれば、より大きな成果をだせるようになります。
過去うまくいったやり方が通用しない、メンバーのやる気がない、組織としてもっと成果をあげたい。
そんな方におすすめの一冊です。
岸見一郎著『ほめるのをやめよう』
本書は『嫌われる勇気』の著者岸見一郎さんによるリーダー論に関する本です。
皆さんは部下や若手社員を育てる際どのようなスタンスで向き合いますか?愛のムチで厳しく指導する!とにかくやめられたら困るのでほめまくる・・・
著者の岸見さんによるとどちらも効果的な指導法ではありません。
「叱ってもほめてもダメってどうすればいいんだよ!」本書にはその答えがあります。
リーダー論から発展して何のために働くのか?ということまで考えさせられる他とは一線を画した本となっています。
サイモン・シネック著『「一緒にいたい」と思われるリーダーになる。 人を奮い立たせる50の言葉』
会社で権力争いをしている社員は互いに戦っていますが、共感し合って目的を持った社員は一緒に戦っています。
ビジョンを実現するのは思い描いた本人ではなく、共感して後に続いた人たちです。
リーダーは自分の弱さをさらけ出すことで、同僚たちも同じようにリスクをとってみようという気持ちになり、仲間たちが助けようと集まってくれるます。
私たちの人生の価値は、自分のために何をするかではなく、他人のために何をするかで決まる。
そんなことを教えてくれる一冊です。
平井一夫著『ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」』
本書は元ソニー社長である平井一夫氏が、企業再生を通じて得た経験を追体験する形式で書かれています。
エレクトロニクスが稼ぎ頭だったソニーにおいてソニーミュージックという異端の道を歩んできた筆者が発揮したリーダーシップとは?!
異端のリーダーシップと聞くとその実はかなり実直に見えます。立て直しに際して現場に足を運び社員の声を拾う、伝えたいシンプルなメッセージを繰り返し発信する、やると決めたら曲げないが責任は自分がとる・・・
一時は凋落したとまで言われたソニーが復活していく様は物語としても楽しめるようになっています。
橋本徹著『実行力』『決断力』
本書は元大阪府知事・市長の橋下徹さんの本です。
府知事時代に1万人、市長時代に約3万8千人の組織を豪快に動かしてきた方法が語られています。
特にエリートでプライドが高い人々をどう味方につけ、物事を前に進めていくのかというエピソードは、そこら辺のノウハウ本には絶対に書いていないリアルがあります。
巨大な組織を動かしていかなければいけない、言うことを聞いてくれない人がいる、そんな人におすすめです。(他の橋下徹さんのおすすめはこちら)
田端信太郎著『部下を育ててはいけない』
本書はNTTデータ、リクルート、ライブドア、コンデナスト、LINE、ZOZOなどを渡り歩いた田端信太郎氏による部下の育成論について書かれています。
まずいきなり驚かされるのが、育成とは言ながら、そもそも会社が求めているのは「成果を出すこと」であり、必ずしも見込みのない部下を育てる必要はないということです。
常に自分を研鑽し突き抜けた個人であるからこそ、社内政治にかかわらず正論を言うことができ、正論を言えるからこそ真にお客様のための仕事ができ、組織人としての責務を果たせる・・・
このような『上司道』ともいえる田端さんならではの信念に基づいた育成論は、これからの個人の時代に必須の考え方かもしれません。
内村 鑑三著『代表的日本人』
本書は、日清戦争が始まった1894年に書かれ、岡倉天心の『茶の本』や新渡戸稲造の『武士道』と共に、英語で日本の文化や思想を西洋社会に紹介するための代表的な著作の一つです。
著者である内村鑑三は、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の五人を代表的日本人として挙げ、その生涯を記述しています。
タイプが異なる5人の代表的日本人、あなたは誰に共感しますか?!
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