人はたいていなんらかのチームに所属しています。しかし、集まるだけでチームが集団としても効力を発揮することはありません。
チームメンバが強調し、かけ算の効果を発揮するために必要なことはなんでしょうか?
これを知ればあなたのいるチームも生まれ変われるかも。。今回はチーム力を高めるのに必要なことについてです。
本記事はこれまで100冊以上のビジネス書を読み、現在も週1冊以上のインプットをしている私が、仕事に役立った書籍を紹介するものです。
<誰でも週1冊読書が無理なくできる方法>
チーム力を高めるのに必要なこととは
麻野耕司著『THE TEAM 5つの法則』
チームワークが大事。そんなことはいまさら言われなくても小学生で教わります。
1人で出来ることに限りがあることは皆知っているのに、どうやったらチームで協調すれば良いかはあまり知られていません。
本書にはチームを活性化させる法則がまとめられています。
チームの法則
・目標設定の法則
・人員選定の法則
・意思疎通の法則
・意思決定の法則
・共感創造の法則
この法則はリーダーのためだけの本ではありません。あなたのチームを活性化させる法則がここにあります。
李英俊・堀田創著『チームが自然に生まれ変わる』
本書は、リーダーシップの本質に焦点を当て、内面から人を動かす方法について言及しています。
リーダーがやるべき仕事は、メンバーが圧倒的な自己効力感を持つようになるために、メンバーに挑戦させ、自分自身も挑戦を続けることです。
リーダーは、現状維持の本能を乗り越えさせ、メンバーが本当にやりたいことを引き出し、組織のパーパスを個人的なものとして自己内化させる必要があります。
”らしさ”を引き出すリーダーシップでチームを生まれ変わらせましょう!
エイミー・C・エドモンドソン著『恐れのない組織』
自分の意見は職場で価値を持っている。2017年のある調査では10人中3人しかこの質問に対して「非常にそう思う」と答えなかったそうです。
この割合を6人に上げることで組織は離職率を27%減らし、生産性を12%高められると言います。
そのために必要なのが【心理的安全性】です。あなたのチームで沈黙が生まれるのは、本当にテレワークのせいですか?
本間浩輔著『ヤフーの1on1―部下を成長させるコミュニケーションの技法』
1on1ミーティングをご存じでしょうか?
1on1とは上司がその名の通り1対1の打ち合わせを通じて、部下の成長を促すための方法です。
ヤフーでは週1回30分の1on1を制度化し、部下の「才能と情熱を解き放つ」活動を行ってきました。
企業の終身雇用がもはや保証されなくなった今、企業はただ仕事を年次に応じて与えているだけでは、部下がついてこなくなるでしょう。
1on1を通じて部下を成長させてこそ、生産性が高いチームが実現できます。あなたも1on1を取り入れてみませんか?
五百田 達成著『超雑談力』
あなたは正しく雑談ができていますか?
「雑談なんてニュースとか天気の話しとけばいいんでしょ」って方、残念ながら雑談レベルが低いです。
本書では雑談=「中身の有無に関わらず会話のラリーが続くこと」と定義されています。天気やニュースは一般論になりがちで、中々ラリーになりませんよね。
雑談の中でどうやって相手の感情に触れ気持ちいいラリーが続くのか。そんなテクニックが満載の本になっています。
エリン・メイヤー著『異文化理解力―相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』
チームで仕事をするうえで避けなければいけないのがコミュニケーションの齟齬です。
しかし相手の属する文化の背景を理解しないと、同じ言葉でも真逆のことを意味するということがあるのです。
特に日本は階層主義でありながらメンバーの合意を取り付け進めるという意味で世界でも特殊な文化です。
本書を読むことで社内稟議が通しやすくなるかも?!
ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー著『なぜ人と組織は変われないのか』
よし、〇〇できる人になる!✖✖な組織を作る!
こういった変革を起こすような類の目標は中々達成されません。それは変革を起こすためには新しい価値観に自分や組織を適用させる必要があるからです。
例えば【営業スキルを学べば売上があがる】というのは技術的な課題に対してのアプローチです。新しい価値観に自分を適用させるためにはこのようなアプローチでは十分ではありません。
大人の知性には3つの成長段階があると言います。
自分がどの段階にいるのかを認識し、正しい目標設定と変革を阻害する要因を見つけることで、変革を起こすことが出来ると言います。
本書では1ステップずつ課題をあぶりだし改善を図るワークシートとその使い方まで提供されています。
【変わりたい】あなたにおすすめな一冊です。
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