コーチングの体験セッションを受けてからというもの、プロのコーチとして仕事がしたい!という思いが日に日に強くなり、本格的に養成講座を受けることを決断しました。
まず第1回目は全12回にわたるセッションの方向性を決めるための回になります。
今回の内容はコーチングセッション体験談の1回目、コーチングの目的確認と自己理解についてです。
コーチングセッション体験談①
セッションを受ける前の準備
体験セッションを経てコーチ養成講座を申し込んでから、最初のセッションを受けるまでの間に、改めて今回自分は何を目的にコーチングを受けるのかを整理することにしました。
申し込んだ講座は全12回のWebミーティングによるマンツーマンセッションが受けられるのですが、最初の1回目のセッションで12回のセッションのカスタマイズ希望を伝えることができます。
コーチングに興味をもったきっかけは、たまたま手にとった『1兆ドルコーチ』という本でした。
Googleのトップエグゼクティブをコーチングで導く姿が実にかっこよく、痺れるのです笑
この本と出会って以降気づいたらコーチングに関する本をやたら読み漁っていました。
ただ今回セッションを受けるにあたってはっきりさせなければいけないことがあります。
それはコーチングを”身に着けたい”のか、コーチングで”稼ぎたい”のかをはっきりさせることです。
前回の体験セッションでは、すぐにコーチングをはじめてみたら良いとアドバイスをいただいたので、会社のチームメンバにコーチングを行っていました。
もちろん、コーチングを通じてメンバの悩みが晴れたり、目的に少しでも近づいている様子を見れることには喜びを感じました。
しかし、実際にチームメンバにコーチングを行うことで、単にコーチングスキルをつけるだけではなく、自分のビジネスに仕立てていきたいという気持ちに気がつきました。
そういう意味でまずコーチングをやってみれば良いという体験セッションのアドバイスは的確だったわけですね!
そこで今回はコーチングで稼げるようになること、そのためにコーチングのコンセプト決めを行うことを最優先目標とすることにしました。
事前にコーチに整理した内容をメールで送り、あとはセッションを待つのみです!
コーチングの目的確認
今回の体験セッションも体験の時と同様Zoomで行われます。
こんにちは!メール拝見させていただきました。りょーすけさんはこれからコーチングを提供していきたいということですよね。現在お仕事をされているとのことですが、兼業してやっていかれるのか、将来的に独立したい!など現時点のイメージを教えて下さい。
今は兼業でやっていくイメージで考えています。
わかりました!その上でコーチングのコンセプトを明確にされたいとのことですね。ブログを書かれているとのことですがどんな分野・内容を書かれているのですか。
当初はビジネススクールの講義内容のアウトプット、今は仕事術などを書いています。
そうなんですね。目標達成の支援されたいとのことですが、コーチングがそれに適すると思う理由はなんですか?
コーチングを受けようという方は成長意欲が高いと思っており、そんな人を支援したいという思いがあるからです。
なるほどですね。前回の体験セッションでもお伺いしましたが、どんな方を支援したいですか?
・・・20代前半から30代若手のビジネスマンなんじゃないかと思っています。
わかりました。本日は1回目のセッションになりますが、12回のコーチングセッションで何を一番期待されていますか?
やはりコーチングを提供するためのコンセプトを固めることですね。
コンセプト作りですね。よろしくお願いします。
まずはコーチングの目標を確認するところから始まりました。
体験セッションや事前情報を送っていたので思いの外スムーズに進んだと思います。
12回終わった段階でどのような状態になっているのか、事例みたいなものってありますか?
自分次第なのかとは思いつつも、より具体的にセッション終了時のイメージをつけたいと思い質問してみました。
何かしらが提供できるようになっています。ただ12回を待たずに誰かにコーチングしてみることをおすすめします。そのフィードバックをセッションでしていくとよりよい結果になると思います。
わかりました。体験セッションでもアドバイス頂いたので、会社でコーチングするようになったんです。それとは分けて考えるべきでしょうか?
コーチングスキルをつけたいというのはもちろんですが、コーチングを個人で提供して稼ぎたいという思いが強かったため確認してみました。
コーチングのベースは変わらないかもしれないですが、相手の方の悩みが変わるのではないかと思います。つまりコンセプトが変わる可能性がありますね。
ベースとしてはコーチングの手法が変わるわけではないものの、やはり会社の相手と個人では相手が異なるので、そこは認識する必要があるということですね。
そしてセッションは続いていきます。
2〜3ヶ月後、どんな状態になっていたいですか。
コンセプトが固まり、何かしらの支援ができるようになっていること、それを届ける術もわかっている状態だと思います。
その状態だと何がうまくいくんでしょうか?
コンセプトがしっかりしていれば誰に届ければよいのか明確になっているので、ミスマッチが起きないと思います。
わかりました。誰に提供するかももちろん重要ですが、自分自身を知ることも重要です。ここからは少し自分を深堀りしていただきたいと思います。
ということでここからは、自分を理解するための対話へと移っていきます。
コーチングによる自己理解
まず、0歳から今までの印象的な出来事やモチベーションがどうだったのか、5年区切り程度で紙に書いて見てください。
はいわかりましたー!と書き始めたものの、これが意外と難しい。ここは直感でささっと書いていきます。
そして紙に書いたイベントに対して質問をしていただきます。
紙に表現されていなかった部分で沈んだ時ってありましたか?その時一番何が辛かったですか?
記憶をたどりつつ、エピソードを話していきます。
あとから見てわかったのですが、このあたりから答えるまでの間が少し空いてきていました。
おそらくより深層に入り込んでいるのかと思います。
逆に最もモチベーションが上がったときっていつですか?
今度は反対にエネルギーが高かった時の話をします。
複数のエピソードの中から共通するポイントを探していただいていることがわかりました。
最近このままで良いのかという疑問を持ちモチベーションが落ちていますが、何がきっかけだったんですか?
ビジネススクールに入るきっかけになった動画です。一生会社員でいれば安泰なの?みたいな内容でした。
なるほど。逆にビジネススクールで学べなかったことってありますか?
おっと。これは意外な角度からの質問でした。そういう観点で考えたことなかったな。。
うーん。基礎的なビジネススキルは学べましたが、それを踏まえて自分は何ができるのかまでは見つけられなかったですかね。
今はお子さんが生まれたばかりでモチベーションが上がっていますが、何が変わりましたか?
子どもが生まれたこと自体まず嬉しいですし、それに伴って守りに入っちゃいけないなって強く思ったんです。だからこの講座を受ける覚悟も決まりましたし、今は迷いがないのでモチベーションが高いんだと思います。現状に文句を言っている姿を家族に見せたくないって思ったんです。
自分で見返してちょっと恥ずかしいほどここは熱く語っていました。
でも熱がこもっているということはそれだけ自分が強く感じていることだというヒントになっていると思いますね。
ありがとうございます。おっしゃるとおり家族を幸せにするには自分も幸せじゃないといけないですよね。ぜひこの12回のセッションで達成していきましょう!
うおおお!
入りは静かに入ったと思ったらこっちの熱が高まってきたところでコーチも熱く返してくれました。
相手の温度感に合わせているんですかね。とても気持ちが前向きになれます。
頂いた話も踏まえて、りょーすけさんは役割を与えられたり成長している時にエネルギーが高いのだと思います。改めて振り返っていかがですか?
そうですね、なにかにチャレンジしているときはそのプロセス含めて楽しんでいるんだなと確認できました。
ここからは視点を変えるのですが、これまで自分以外の誰かを助けた時、どんな相手を助けているときがモチベーションがあがりましたか?
熱意があるお客様、特に大きい視野を持って自分のためだけではなく仕事をしている方が相手の時にやる気になりますね。
大きい視野っていうのはポイントですね!他の方でもそういう人はいました?
仕事と家族を両立しようと妥協しない上司のことは助けたくなりますね。
自分が大切にするものに対して妥協しないということですね。これが今後価値を届けたい相手の要素の1つになると思います。
なるほど。またまた個別の例に共通することをまとめて頂いたような形になりました。
ここでまた次のワークです。好きなこと、得意なこと、苦手なことやコンプレックス、頼まれること、制限がなかったらやってみたいこと、それぞれ5つ書いてください。
基本は1時間の予定のセッションですが、1時間経過してもまだまだ続きます。(ありがたい!)
しかしこのワークがかなり曲者で、5個書くのがかなりしんどいのです。
数分してそれぞれ3個は書けたんですが。。とギブアップ宣言すると。。
無理にでも良いのでまずは5個書きましょう!!
えっ!!絶対書かなきゃいけないんだ笑
あとから教えていただいたのですが、私がギブアップした時が自分1人で思考する限界ポイントなんだそうです。
そこから無理矢理にでも先に進めることで自分ではたどり着けなかった発見があります。
書き出していただいた要素で共通することに”話す”がありますね。ではどんな方と話していることが好きなんですか?
目上の方と話すことが苦にならないんですよね。両親の年齢が高い時に生まれたのもありますし、これまでも部活の顧問や歳の離れたお客様役員とよく話していた記憶があります。
序盤にお聞きした若手の人を対象としたいというところと対照的で面白いですね。ただ年齢に関係なく、若手で成長意欲がある方や会社を成長させたいという年配の方を対象とするとモチベーションがあがるのかもしれませんね。ここは徐々にまた考えていきましょう。
そしてまた別の観点で深堀りいただきます。
講演をやりたいと書いていますがどんな内容ですか?
聞いてる方のモチベーションをあげるような話がしたいですね。
稼ぐとかは関係なくどんな人にその話をしたいですか?
この質問は少し詰まります。
・・・やっぱり若手のかたですかね。
では2択で答えてください。中小企業の社長か新入社員だったらどちらがいいですか?
新入社員です。
新入社員か2、3年目だと?
2、3年目です。
その方は営業ですか?リーダーポジションですか?
リーダーポジションです。
2択でどんどん具体的なイメージを明らかにしていきました。
自分では導けなかったところにたどり着いた感じがあります。
そのリーダーは何に困っていますか?
どうチームや組織で成果を上げるか、どう成長させればよいのかを悩んでいると思います。
いいですね。その課題に対してりょーすけさんは今何が支援できますか?
ここで今自分ができることは何かを特定する質問がありました。
メンバーとの接し方、マネジメントルールの作り方などだと思います。
今すぐ世の中の役に立てることってまさにお答えいただいたような部分だと思います。次回以降さらに深ぼっていきましょう!
そして次回に向けて課題が出ました。
- 理想のリーダーを3人あげる
- 3人の惹かれるポイントをあげる
- 今すぐ役に立てることで答えたことについてブログを書く
最後は今回のセッションで感じたこと、感想を述べてセッションは終了しました。
まとめ
1回目のセッションではコーチングの目標確認と自己理解について進めていただきました。
- 目標やゴールの確認からスタートすると安心感がある
- 自分のことでも意外と知らないことがある(他者評価との不一致)
- まとめる発言、具体的に砕く発言が使い分けられていた
課題も踏まえて次回はどんな内容になるのでしょうか。また2回目を楽しみにしたいと思います。
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