前回のセッションでは私が提供するコーチングサービスについて、誰のどんな課題を解決するのかを確認しました。
今回のセッションではサービスについてさらに深掘りを行いつつ、クライアントにサービスを提供するための計画を作成していきます。
今回の内容はコーチングセッション体験談の7回目、サービス提供計画の作成についてです。
コーチングセッション体験談⑦
サービス資料の確認
まずは前回のセッションで確認したサービス内容について、作成した資料の確認を行います。
まずこのサービス名”Ever Changing”にはどんな思いが込められているんですか?
想定している顧客層である若手のビジネスパーソンの課題として、漠然とした不安を抱えているが何をしたら良いかわからない、変われないというものがあります。そんな方々に、変化し続ける(Ever Changing)コーチングを提供したいという思いからつけました。
良いと思いますよ。資料で書きやすかった部分ってありますか?
なぜこのサービスを私は提供するのかという理由の部分はこれまでのセッションで明らかになり書きやすかったですね。
これまでのコーチングでこの”Why”の部分が固まったのは非常に大きな効果を感じた部分です。
自己理解から丁寧に追っていった結果自分でも納得感のある理由を醸成出来ました。
さらにこの資料を良くするには、りょーすけさん自身のエピソードを盛り込んでください。Low to Highと言いますが少し闇の部分もさらけ出すことでより親近感がわくようになります。
コーチングは基本クライアントが答えを持っていると言われますが、状況によってはこのようなフィードバックが行われることもあります。
クライアントが目標を達成することがコーチの目的なので、状況に応じて自分の専門や経験を伝えることが重要になってきます。
自分の中でもクライアントの芯に刺さる資料になっていないなという感覚があったので、このフィードバックでかなりすっきりしました。
改めてですがりょーすけさんがこのコーチングに申し込んだのはなぜですか?
今の仕事をそのまま続けていても家族との関係を良好に保ちつつキャリアップすることが難しいと考えたからです。
そう考えたのはどうしてですか?
大事な部分なので深掘り質問が続きます。
上司たちが家庭とバランスを取れているように見えなかったこと、実際妻に「遅く帰ってきてお金稼いで来られても嬉しくないよ」と言われてしまったためです。
それはグサッときますよね。そういう部分を盛り込んでいけば良いと思います。共感する方は多いと思いますよ。
そしてまた別角度の質問が続きます。
このコーチングセッションを知ったきっかけはなんですか?
Youtube動画を見たことがきっかけです。
Youtube動画にはどうやってたどり着きましたか?
”コーチング”で検索したかビジネス界隈の関連動画に上がってきたからだったと思います。
なるほどですね。では動画のどんな部分にひかれましたか?
人の役に立てるし家族との生活も充実しているというライフスタイルに憧れたんだと思います。
そう、私はコーチングコミュニケーションに魅力を感じたのではなく、それにより実現するライフスタイルに惹かれたのです。
良いですね。その次はどんな行動をとりましたか?
自分が過去コーチングセッションを申し込むまでにたどった軌跡を振り返ることで、顧客目線を把握することが出来ます。
無料のメールマガジンに申し込みました。
ではメルマガから体験セッションを申し込もうと思ったのはなぜですか?
メールマガジンの1通1通の共感度が高かったので申し込んでみたいと思いました。
共感を生むには実際の体験エピソードや役に立つ特典をつけることなどが考えられます。
では体験セッションを受けてみてどのように感じましたか?
コーチングを受けることで変われるんじゃないかという思いと、独力では解決できないことがあるなという感覚を得ました。
他にはありますか?
コーチングを受けるメリットについて具体化するために、横に広げる質問が続きます。
自分一人では得られない納得感や気づきに対する高揚感がありました。
では体験セッションを経て、高いお金を払ってでも本セッションを受けようとした理由はなんですか?
そしていよいよなぜクライアントとしてお金を払うのかを明らかにする質問が来ます。
申し込まなかったらまた元のモヤモヤ状態に戻ってしまい変われないのではという不安がありました。また仮に期待した効果が得られなくても2~3か月分の給料ですむなら良いかと思える安心感がありました。
改めて一連の流れを振り返ってみてどうですか?
先のステップに進むうえで不安が解消されるのではないかという体験があることにきづきました。なのでコーチングを受けることで”どういう姿になれるか”をわかりやすく伝える必要があると再認識しました。
ちなみに過去ビジネススクール受講されていたとのことですが、それと比べてコーチングがご自身の状況を変えられそうだと思った理由はなんですか?
ビジネススクールは〇〇スキルをつけましょうというように手段から入るアプローチだったのに対し、コーチングは自己理解を深めながら納得感をもって目標を決め、逆算して行動するアプローチだったことが変われると感じた理由です。
わかりました!実際に見込み顧客にオファーするにあたって不安はありますか?
12回のパッケージを通しでやったことが無いことと、LP等が作れていないので最初どういった方法でアプローチしようかという点はまだ不安ですね。
なるほどですね。りょーすけさんは本コーチングを通じてコーチングコミュニケーションおよび提供するコンセプトが固まっている状態です。まずはそこを振り返って、もう一度これから提供するんだというマインドを固めてください。
まずはセッション12回分のテーマに対する課題を準備しておくようにします。オファーに関してもTwitterなど今ある媒体でまずは募集をかけてみたいと思います。
不思議なことにここまでくるとやるしかないマインドになっています。
多少の不安はもちろんあるんですが、コーチにそっと背中を押してもらうだけで自然とやるべきアクションが湧いてくるんです。
最初なのでモニターを募集という形でも良いですし、まずは出来るところからアクションしてみてくださいね。
ということで本当にやるしかない状況になってしまいました笑
サービス提供計画の作成
ここまでの確認で私自身のコーチングをオファーが出来る状態になりました。
ここからはどのようにしてクライアントに届けるのか計画を立てていきます。
当初のコーチングの目標は12回の中で自分のコーチングのコンセプトを固め、クライアントに提供できる状態になっていることでした。
しかしこれまでのセッションですでにコンセプトを固め提供することが出来る状態となったため、さらに先の目標を定め進めていくことになります。
クライアントによって進捗の調整を出来るのも個別コーチングのメリットです。
そのために常にコーチは進捗を測り定点観測を行うことになります。
改めて12回のセッションを終わった時点でどういう状態になっていたいですか。
金額は問わないので有償クライアントが1人いる状態を作りたいと思います。
有償クライアントが1人”以上”ですね。まず2週間後にはどのような状態を目指しましょう?
さりげなく限界を定めないように”以上”という言葉を足してくれました。これは勝手に制限なんて設けるなというコーチの優しさですね。
有償セッションに進む率を10%とすると体験セッションを10名以上に行いオファーしているようにしたいと思います。
体験セッションを10人に受けてもらうにはどうしますか?
少なくとも100人以上に体験セッションを打診する必要があると思います。
どうやって100人に知らせますか?
Twitterや他の媒体で合わせて100インプレッションを越えることだと思います。
そうですね。加えてりょーすけさんがコーチとして活動していることを認知して頂くよう発信を工夫してみてください。
実際のオファーはかなり勇気がいるので、かなりアクションを細分化頂いた印象です。
アクションの細分化により最初の一歩を踏み出しやすくなります。
ここでもアクションをコミットさせる+アドバイスという形をとって頂きました。
これにより決してクライアント任せにしない姿勢が伝わります。
アクション計画が決まったところで今回もセッションの内容を受け課題がでます。
- サービスを申し込んで頂くまでのフローを作成する
- セッション12回分の課題を作成する
- 有償クライアント獲得に向けて体験セッションやモニターの募集を行う
まとめ
7回目のセッションではサービス提供計画の作成を行いました。
- 質問だけではなく、目標達成をさせるためにはアドバイスや指摘が有効なシーンもある。それによりクライアントの意欲も上がる
- ハードルが高いアクションほど細分化し最初のアクションを小さくすることでクライアントの行動を促す
いよいよコーチングをオファーする段階に来ました。
果たしてクライアントの獲得なるか?!次回に続きます。。
関連記事:
<コーチングセッション体験談⑥~サービス内容の具体化~>
エックスサーバー/Xserverドメイン/お名前.comで
ブログをはじめよう!
コメント