2021年に育児・介護休業法が改正されました。
男性も育児休業が取得できやすいようにとのことで2022年より順次施行されている状況です。
そんな中いち早く育休とるぞ!ということで1カ月の育休を取得しました。今回は育休の体験記を書いていきます。
東証プライム上場企業で7年法人営業。チームリーダーを務める中、1か月間の育児休職を取得しました!
民間企業勤め男性の育児休職体験記
育休を取得するまでにやったこと
育児休業制度とは子が1歳(場合により最長で2歳)に達するまで休業の取得が可能な国の制度です。
国の制度なので会社によって制限はありません。
とはいえある日突然育休を取得♪というわけにもいかないので取得に向けていくつか準備をしてのぞみました。
会社との調整
まずは出産予定日が決まった段階ですぐに育休について妻と話し合いをしました。
我が家の場合は4月下旬出産⇒5月妻里帰り⇒6月自宅という流れだったので、妻が里帰りから帰ってくるタイミングで育休を取得するように調整しました。
上司には1月のキャリア面談のタイミングで育休を取りたい旨を伝えましたのでかなり早めに伝えていました。
5か月前に宣言したこともあり、上司も快く受け入れて頂きとてもありがたかったです。
以後出産が近づくにつれ仕事の調整などを段階的にしていくことで、スムーズに育休を取得することが出来ました。
ちなみに予定日から実際の出産は少し遅れたのですが、その分も期間の微調整をすることが出来ました。
スケジュール作り
いきなり妻とこどもが帰ってきて何も想定が無いと慌てふためくと思ったので、妻の里帰り中の様子を聞いてスケジュール案を作りました。
結論このスケジュールはまるでこの通りにはいかなかったのですが笑、妻との作業分担イメージを作るという意味では役に立ちました。
家事分担イメージだけでも作っておくと揉めないで済むと思います。
配食サービス加入
育児に慣れないうちはゆっくりご飯を作っている暇が無くなる!と思ったのでパルシステムに加入しました。
簡単料理キットなるものがあり時短でも本格料理が楽しめたり、キッズ特典があるので申し込んで良かったです。
離乳食期間に入ったら離乳食キットもあるようなのでしばらくお世話になりそうです。
生協の宅配パルシステム生協をインターネットで利用できます。安全・安心な商品を、ご自宅までお届け!
今すぐ加入申し込みへ!
育休中の生活
事前に作った育休中のスケジュール通りには全然いかなかったものの、1カ月を通してペースをつかむことが出来ました。
あくまで私たち夫婦の場合ですがこんな1日の過ごし方をしていました。
最初は1日あっという間に過ぎてへとへとでしたが、最後には夫婦でドラマを見る娯楽時間も取れるようになりました。
こども最優先なのでこどもが泣いた時にいかに対応するかがポイントなのですが、泣いた時の対応もおおむねパターン化することが出来ました。
フロー中のホワイトノイズですが、ドライヤーの音が赤ちゃんは好きらしくかなり効果絶大です。
当たり前ですが赤ちゃんも人間ですので、愛情をもって都度気持ちを察してあげようとすることは大前提です。
そんな方いないと思いますがいきなりおしゃぶりさせちゃえ!はダメです笑
また育休中は給料が出ないので、月を跨いで数営業日分の給料がわずかばかり入っているだけでした。ただ育休中は出かけることがそんなにないのでお金をそこまで使いませんでした。
会社からの給料は入りませんが男性も育児休業給付金を申請することで、後でお金が戻ってきます。事前に申請について調べておきましょう。
育休を取って良かったこと
よく育休をとっても男性が家事育児をしないので意味ない!みたいな話も聞きますが、妻の寛大さもありとても良い育休期間を過ごすことが出来ました。
家事育児の解像度が上がる
まずそもそも最初は何をやればいいのかわからないという状態です。
例えば授乳も3時間おきと言っても2時間半でお腹がすいて泣くこともあれば5時間寝続けることもあります。
他にも1日ずっと家にいることで今まで見えなかった家事の裏側がわかるようになります。
何をやっているかわからない状態が解消されることで「仕事で忙しかったのに昼間なにやっていたんだ」というよくある行き違いは無くなります。
ただ”わかる”と”できる”は違うのでいきなり役に立つかというと実はそうでもありません。
そこは1つ1つ慣れるしかないので謙虚にいきましょう。
健康面の改善
こどもが生まれるとやはり気になるのが健康。
育休期間中に人間ドックに行ったり、がんの早期発見が出来るキットを試したりしました。
健康は失ってからその大切さに気づくという悲しい言葉がありますが、意識的に健康を気づかう習慣が出来ました。
あとはお酒を全く飲まなくても支障ないということに気づけたのも良かったことですね笑
身辺整理ができた
今後こどもの物が増えるだろうということで改めて物を捨てることが出来ました。
またそれ以外にも不要な銀行口座が無いか、保険や固定費で無駄が無いかなどを一通りチェックすることができました。
自分や夫婦2人だと考えないことも、こどもがいると考えるべきことはたくさんあります。
生後すぐに整理する時間が出来たのはとてもよかったと思います。
キャリアの見直しができた
仕事をしない期間が1カ月もあると、今後自分はどうしていきたいのだろうということを考える良い期間になります。
妻とこどもと暮らす時間はかけがえのないものです。
今の仕事をそのまま続けた時に自分だけではなく、妻とこどもにとってもどうしたらベストなのか。
難しいですが忙しい日々だと忘れてしまいがちな問題を考え、頭を整理することができました。
新たな挑戦ができた
これは特に妻に感謝ですが、前から興味のあったコーチングの資格を取りビジネスをはじめることができました。
毎週プロからコーチングを受けながら自分のサービスの設計をしたりLPを作ったり、新しいことに挑戦する日々はとても刺激的でした。
育休の使い方間違ってるかもしれませんが、やって後悔はしてないです。
存在レベルで家族に感謝できるようになった
赤ちゃんは生きててくれるだけで尊いです。泣こうが汚そうが何してもいいんです。
いつしか人は人を”行為のレベル”で判断するようになりがちです。
〇〇してくれたから、✖✖してくれなかった。
でも家族は一緒にいてくれるだけで尊いものです。
そんな家族の存在レベルのありがたさを我が子に教わりました。
まとめ
今回は育休を取得する準備から育休中の生活、育休をとって良かったことについて書いてきました。
- 育休は早めに夫婦で相談し、
3か月以上前に上司に言うことで
計画的に取得しやすくなる - 育休中は時間が読めない。
それでも段々慣れてくるので安心して - 育休は良いことだらけ。
夫婦で相談して普段できないことをしよう
まだまだ男性の育休は取得率が低いですが、1カ月取得しただけでも必ず人生でプラスになると確信しています。
周りの協力に感謝しつつ、是非積極的に取得することをおすすめします!
関連記事:
<妊婦の妻がコロナに感染しました>
エックスサーバー/Xserverドメイン/お名前.comで
ブログをはじめよう!
コメント