転職エージェントに登録したけど、1社だけの言うことを信じていいのだろうか?
もっと幅広く意見を聞いてみたい!今回はJACリクルートメントのエージェントとWeb面談を行った話です。
リクルートエージェントと面談した時との違いについても触れています。
JACリクルートメントとWeb面談した話
転職エージェントと面談したけど、1社だけじゃなくて比較してみたいなあ。
そんな時、サラタメさんの転職チャンネルでJACリクルートメントが最強という動画見つけました。
これは体験してみるしかない!ということで早速登録をしてみました。
事前登録
まずはどの転職サイトやエージェントでも行う事前登録作業を行います。年齢等の個人情報から現職の情報、年収等を入れるのは基本どこも同じです。
初期で入力すべき項目数はリクルートエージェントより少なく感じました。登録が住むとその日のうちに電話が来て面談のアポを調整してくれます。
リクルートエージェントはWebでの予約だったので手間が省けてよかったです。面談日が決まったら、事前アンケートと履歴書/職務経歴書を提出します。
リクルートエージェントでは履歴書の提出は必要ありませんでしたが、JACではいるみたいです。
ただ履歴書の志望動機は企業に合わせて書く欄なので基本情報のみでOK。そんなに手間ではありません。<履歴書の書き方>
比較をする意味でも職務経歴書はリクルートエージェントで添削してもらったものをそのまま出しました。
Web面談
そして面談当日。面談はZoomで行います。
<Zoomの使い方>
面談の進め方確認
まずは今回の面談の進め方を確認します。面談時間はリクルートエージェントの時と同様1時間のようです。
リクルートエージェントさんもご利用とのことで、まずは違いを含めて弊社の紹介をさせて頂きます。
まずはフォロー体制を説明頂きます。JACは各企業毎の担当制を敷いており、求人情報がダイレクトに伝わることが強みだそうです。
そうなんだ。え?じゃああなたは何者?笑
私は転職活動全般にかかわるご相談を承ります。普段は40代以上のIT業界の方の転職をサポートすることが多いので、中長期的なキャリアイメージについてもお話しさせていただきます。
疑問に思ったことを先回りして答えてくれるあたり優秀なのかもしれません。
予想はしていましたが担当している年代からしてJACはハイクラス転職の色合いが強いようです。でもわざわざ普段は40台担当しているっていうことは舐められてる?笑
続いてアンケート内容を元にヒアリングをしてもらいます。
聞かれること
・転職を考えるようになったきっかけ
・現在の仕事について
項目はリクルートエージェントと同じですね。学生時代のどんな体験が今の価値観の元になっているのかなど深掘りもして頂き、しっかり聞いて頂いた感はありました。
前回の面談の反省点として、自分の価値観や転職の軸の伝え方が浅かったものがありました。今回は改めて行った自己分析結果を端的に伝えるようにしました。
特に選択肢を狭めない意味でも現職のIT業界にこだわりはないということは強調しました。
キャリアの選択肢の提示
ヒアリングを踏まえ、キャリアの方向性について選択肢を提示していただきました。
まずキャリアアップのためには今の職種と業界をそのままに転職をすることが基本となります。
IT業界にこだわりないって言ったよな。。。
いきなり疑問が浮かんでしまいました。もう一度話を戻しにかかります。
絶対キャリアアップとすると今の職種業界を固定するのはわかりますが、職種のみ固定して業界を変えるという選択肢も検討したいです。
やりがいを考えるという意味で言うとその選択肢ももちろんありです。ただ今回事前アンケートで書いて頂いた教育系のサービスやコーチング業界はまだ市場規模が小さく転職する年齢層も高い傾向にあります。他の業界で言いますと例えば生命保険業界や私たちのようなエージェントなどがあると思うのですがいかがでしょうか?
生命保険業界やエージェントには興味はないですねえ。法人営業という職種のまま、売り物を変えるとどのような選択肢がありますか?(てかそんなアンケート内容否定する?笑)
言い方は丁寧ですが、どこか紹介できる求人の範囲に誘導しようとしている感があります。こちらの伝え方が下手なのかもしれないので改めて今回の転職の考え方を伝えます。
同じITではあるのですが、アプリケーションベンダーですとIT技術というよりはビジネスの課題の話が中心になります。そうするとお客様への貢献感とキャリアアップ両方を満たすことが出来るのではないかと思います。
なるほど。この話自体は選択肢としてはなしではないかなというレベルには納得しました。このやりとりを踏まえ今後紹介していただく求人は3種類となりました。
・IT業界の営業で
キャリアアップを図れる求人
・やりがい重視の求人
・法人営業に軸を置いて業界を変える求人
自分の言いたいことが伝わったかは半信半疑ですが、まずは求人をもらうことにします。
面談後の流れの確認
最後は今後の流れの確認です。
時間軸は面談から転職までは3ヶ月くらいのイメージであっていますか?
あっています。面談自体は書類提出から1週間ほどで面談になることもありますので、前段階の準備をしっかり支援させて頂きたいと考えています。
さらにエージェントがここで畳みかけてきました。「りょーすけさんの経歴を拝見すると市場価値が高いです。面談にはすぐ進みますよ!」
その根拠が大企業のお客様相手に大きいビジネスをしているからとのこと。実はこの理由、リクルートエージェントの際はあまり評価されなかった経験なんですね笑
やはり紹介できる求人に適したところを褒めてきているのではないかと思います。その場で次回の面談日を決めてこの日の面談60分を終えました。
面談後の求人紹介
最初の面談が終わってすぐ求人を5、6個送っていただきました。エージェントの説明通り個々の会社を担当するエージェントからの連絡です。
個々のエージェントからの紹介のため、求人票はリクルートエージェントのものよりも詳細な情報が記載されていました。ただしいずれも職種、業界を固定した求人でした。
数という点で言えばリクルートエージェントよりも少ない傾向になるのかもしれません。
2回目の面談
1回目の面談から約1週間後、2度目の面談です。
ご紹介した求人をご覧になっていかがでしたでしょうか?
職種業界固定ですと正直興味がわくものはありませんでした。職種固定で業界を変えたものでもう少しご紹介いただきたいです。
前回の面談ではこちらの希望が伝わっていないと感じたため、今回ははっきりと伝えます。
承知しました。それではもう少し業界を変えてご紹介させていただきます。しいて言えば気になる業界はありますか?
エージェントは色々な業界を俯瞰してみているプロなので、今回は業界の動向についてお話を伺いました。
それでは、本日のお話を踏まえ求人のご紹介や、ロールモデルのご紹介をさせて頂ければと存じます。
2度目の面談は方向転換が目的だったので20分で終了。さっそく面談終了後には経路が違う求人が届き始めました。
頂いたものを元にもう少し検討をしていきたいと思います。
まとめ
今回の一連の面談で、JACの場合リクルートエージェントより専門性は高い分、うまく意図が伝わらないと見当違いの求人を紹介されることがわかりました笑
エージェントを使う際は、相手も転職をさせることが仕事であることを念頭に置く必要があります。そういう意味でも軸をしっかり持つことがいかに大事かを改めて実感しました。
ただリクルートエージェントの時同様、対話の中で方向性が定まっている感覚は確実にあります。皆さんも転職の際は自身にあったエージェントを是非探してみてください。
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