先日、妊婦の妻が新型コロナウイルスに感染しました。陽性がわかった時は頭が真っ白になりました。
あくまで私たち夫婦の体験ではありますが、同じような状況の方の不安が少しでも減らせればと思い、体験談を書いていきます。
妊婦の妻がコロナに感染しました
疑惑の発熱~陽性判明まで
なんだか熱があるみたい。。
産休に入った翌日、妻がだるそうに言いました。この時の熱は37度5分。
妻は妊娠9ヵ月なので、下手に風邪薬も飲めない状況です。
厚生労働省によると、妊婦の場合は軽い風邪の症状等であってもまずはかかりつけの病院に相談するようにとありました。
厚生労働省
早速出産をする病院に相談してみると、すぐに自治体が実施している発熱外来などで検査を受けるようにとのことでした。
発熱等の症状がある方は検査代はかからず、数千円の診察料だけでPCR検査を受けることが出来ます。
さっそく近くの検査可能な病院を探し、ネット予約を行います。
病院に行き検査自体は速攻で終了。そのころに熱は38度を超えていました。午前中に検査を行ったので夕方に結果の連絡が来ることになりました。
ちなみに、旦那さんは必ず病院まで付き添ってあげてください。仕事なんかしてる場合じゃないです。万が一熱でフラフラして妊婦さんが転んだりしたらシャレになりません。
そして夕方。。PCR検査の結果が来ます。
薄々覚悟はしていたものの、いざ陽性となるとめっちゃ不安です。
しかし旦那さんが慌ててはいけません。一番不安なのは妊婦の奥さんです。必ず寄り添ってあげてください。
そして必要以上に不安にならないように正しい情報を把握するようにしましょう。下記は厚生労働省が発表している内容です。
- 妊婦が基礎疾患を持っていない場合、新型コロナウイルスに感染してもその経過は妊婦でない人と変わらない
- 新型コロナウイルス感染=肺炎=重症化ではない
もちろん妊婦の方が一般の方より重症化しやすいというデータもありますが、あくまで傾向の話なのでパニックにならないようにまずは気持ちを落ち着けてください。
そして当然ながら同居者も濃厚接触者となるので、外出や公共交通機関の利用が出来なくなります。水分補給や栄養が取れるものを確保する必要があるので、ネットスーパーなどで食料を調達しておきましょう。
うちはアマゾンプライム会員だったので頼んだ翌日に食料が届いて大変助かりました。
発症後の経過
陽性とわかったら、まずは最初に相談したかかりつけの病院に陽性であった旨を報告します。
そうすることで毎日病院から赤ちゃんの状況含めて確認の電話を貰うことが出来るので安心です。
また陽性と判定された時点で、病院に登録した電話番号あてに保健所からSMSで連絡が来ます。必ずしも当日に連絡が来るとは限りません。
この日は妻にはおかゆを頑張って食べてもらって、冷えピタを貼って寝かせます。
一晩明けてからも、半日は38度台の熱が続きました。ここはもうただひたすら水分補給と睡眠しか方法はありません。旦那さんは出来ることのすべてをサポートしてあげましょう。
この日からかかりつけ病院と保健所よりそれぞれ容体確認の電話が入るようになります。
保健所は特に妊婦の方へは入院をするように強く薦めてくれます。ただしここは自治体により状況が違うのでよく条件を確認しましょう。
- 入院は申請制で100%入院できるとは限らない
- 入院できても希望の病院にはならない
(自治体内で自宅からめっちゃ遠いとかもありえる) - 行きは民間救急車が手配されるが帰りは自力
病院は万が一何かあった時すぐ対応が出来るので安心です。しかし当然一人で入院しなければならないので心細いですし、帰りに遠いところを入院の荷物を抱えて1人で帰ってこないといけない可能性もあります。
幸いうちの場合は熱が下がりかけて37度台になっていたので、自宅療養をすることにしました。ここは各家庭でよく話し合って決めると良いと思います。
ちなみに保健所の方は、病院じゃなくて隔離のホテルならすぐに案内出来ますよ、と薦めてきたりもします。ぶっちゃけホテルだとごはんが出てくる以外妊婦さんの場合はメリットが無いと思います。ホテルに行かせるくらいなら旦那さん全力で頑張りましょう。
また保健所から連絡が来たタイミングで隔離期間が決まります。隔離期間の考え方は現在以下のようになっています。(記事公開時点の情報です。常に最新規定を各自治体HPで確認してください)
- 発症者は、発症日を0日として10日間、
かつ症状軽快後3日間経過していること
→発症日を保健所に指定されます - 陽性判明した無症状者は、7日間
- 濃厚接触者は最終接触日を0日として7日間
*同居者が陽性の場合療養終了からカウント開始
療養期間を正しく把握し会社などに報告するようにしましょう。
のどが~~~~~
自宅療養を決めた翌日、熱は37度台前半にまで下がってきましたが今度はとんでもない喉の痛みがやってきたようです。つばを飲み込むのすら辛そうです。
しかし、やれることはこれまでと変わりません。とにかく水分補給をさせて、栄養があるものを食べさせてあげましょう。さすがにおかゆだけだと飽きるのでとうどんを作ったら喜んでくれました。
熱が引いてからも症状は続く
丸一日喉の痛みが続いて翌日、熱は完全に平熱になり、鼻詰まりと軽い喉の痛みに変わりました。まだまだ油断はできませんがここまでくるとだいぶ安心です。
このころになるとだいぶ余裕が出てくるので、保健所支給の配食サービスの申し込みをしました。
配色サービスが届くまでには約4日ほどかかります。うちは最初の数日をネットスーパーでしのぎましたが、余裕があれば最初に頼んでしまうと良いかもしれません。
配色サービスは自治体のHPから陽性者情報を入れると簡単に申し込むことが出来ます。1人分でも段ボールでどっさり届きます。
これに加えて飲料水のペットボトルも届いたので、大変助かりました。
後は食べて栄養つけて、徐々に回復を待つのみ!と思った矢先。。。
味と匂いがしない。。
新型コロナ特有の症状が新たに出てしまいました。熱が収まってから2日後にこの症状は現れました。
本人にとっては味や匂いがしないというのはかなり怖いですし辛い症状です。ここも旦那さんがサポートしてあげましょう。
うちは久しぶりにマリカーして気を紛らわせました。
まとめ
そんなこんなでようやく今は落ち着いてきました。
結局妻も私も仕事で外に出ていたので感染経路なんてわかるわけもなく、保健所もそのあたりは半ばあきらめている感じです。
新型コロナはこれだけ流行っているので、かかる時はかかるし誰のせいでもないです。
まずはかかりつけ病院と保健所に相談し、落ち着いて対処してください。
本体験で少しでも不安な妊婦さんとその旦那さんのお役に立てれば幸いです。
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