セグメントとターゲットの違いを理解していますか?誤った理解でセグメント、ターゲットを分けるととれるはずのお客様を逃すことになりかねません。
逆に正しく使えれば最小コストで効果を上げることができます。今回はセグメントとターゲットの理解についてです。
セグメントとターゲットの理解
セグメントとは何か
セグメントの定義は市場を分割することです。
セグメントは、市場のすべてのニーズを満たすにはコストがかかるため、最小予算で最大の効果を出すために行います。
ただし、根拠なしにセグメントを切ることは失敗の原因となります。そのためにセグメントを切るうえでは、4つの変数にもどついて判断することが重要です。
セグメントの4つの変数
【地理変数】
⇒地域に応じてコンセプトや
品ぞろえを変える
例)オフィス街に立ち飲み屋
【人口変数】
⇒世帯・職業・性別・年齢に応じて
コンセプトや品ぞろえを変える
例)居住地域に整体
【心理変数】
⇒メンタルアカウンティング
に応じてコンセプトや
品ぞろえを変える
例)環境配慮・オーガニック
【行動変数】
⇒求めるサービスの指向性
に応じてコンセプトや
品ぞろえを変える
例)安く早く髪を切りたい人
向けのQBハウス
ターゲットとは何か
ターゲットとはセグメントの区分を選ぶ根拠となるものです。
その市場が【どこ(エリア)】にあり【誰(顧客)】によって作られていて【誰が(競合)】が満たしているかを把握することが重要です。
ターゲィングを決めるうえでは6Rという基準があります。特に以下の3つが重要指標となります。
・市場規模(Realistic Scale)
⇒どこの誰にニーズがあるのか
・成長性(Rate of Growth)
⇒今後ニーズが生まれそうなのか
・競合状況(Rival)
⇒今、または将来ライバルに
なりそうなサービスはあるのか
例えば、USJは当初レジャー市場の中で乗り物がウリのアトラクションパークの立ち位置を取っていました。
しかしそれでは20代の若者がメインユーザとなり飽きが来ることに気づき、キャラクターや世界観を押し出すテーマパークへ変化させることで売上をV字回復させたのです。
上記USJ事例のポイントは以下を満たせたことにあります。
①ファミリー向けとすることで
より市場規模を大きくできた
②関西圏に同規模の
競合テーマパークはなかった
③家族の意思決定者への
優先ターゲティングが出来た
上記事例からも、まずはターゲットを分析し根拠を決める⇒セグメント分析を行うの順で実施することで軌道修正を行えることがわかります。
まとめ
セグメントとターゲティングの違いについて見てきました。
・セグメントとは市場を分割し
最小コストで最大成果を出すための施策
・ターゲティングとはセグメントの
区分を選ぶ根拠となるもの
セグメントとターゲティングを活用して終わりのない価格競争から脱出しましょう!
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