本当にやりたいことの見つけ方~自己理解メソッドの体験談~

ライフ

本当にやりたいことがわからず悩んでいませんか?

なんとなく日常の仕事に忙殺されて、いつの間にか自分が何を目指しているのかわからない。

将来が不安なのでとりあえず資格とってみたり副業をはじめてみようか。。

つい最近まで私もこんな感じでした。

今回は自己理解メソッドの体験談を書いていきます。

こんな悩みにこたえていきます
  • 自分が本当にやりたいことがわからない
  • 現在の仕事の方向性悩んでいる
  • 好きなことや得意なことを仕事にしたい

やりたいことの見つけ方

あなたが本当にやりたいことは何ですか?

上司
上司

昇進したいために仕事頑張るのも悪くないけど、どこかで行き詰るよ。

りょーすけ
りょーすけ

え、そうなの?

2020年秋、当時の上司に面談で言われた言葉が妙に記憶に残っていました。

会社で働くからには昇進を目指して働くのは当たり前じゃないか。昇進して給料が増えて責任範囲が増えて。。

ん?確かに、その先になにがあるんだっけ。

思えばその当時まで、私は自分が何をやりたいのか真剣に考えたことがありませんでした。それでも仕事には前向きに取り組めていましたし、いつの間にかまたいつもの日常を過ごしていました。

自己理解との出会い

しかし行き詰まりは思いのほか早く来てしまいました。

担当していたプロジェクトが暗礁に乗り上げ、日々後ろ向きな作業で残業の連続。。。前向きな仕事なら残業続きでも頑張れましたが、後ろ向きな作業だと精神的にも疲弊します。

そこで改めて振り返ってみると、やはり何がやりたくて今の仕事をしいるのか自分で答えられないことに気づきました。

そんな時に出会ったのがこちらの本でした。

この本、270ページ程度の本なのですが、発見の連続で一瞬で読み終わってしまいました。かつてこれほどロジカルに自分との向き合い方について書かれた本はなかったと思います。

正直この本に出会わず、いまだに迷いながら生き続けていたと思うとぞっとします。。

著者の八木仁平さんいわく、

とのこと。

これならやれそう!ということで読了後再び本を開いて順番に自己理解を進めてみました。

詳しくは本や八木さんのYoutubeを見ていただきたいですが、自己理解メソッドは以下のステップで進めます。

自己理解メソッドにおける”本当にやりたいこと”とは以下の定義がされています。

【得意なこと×好きなこと×大事なこと(価値観)】

これらを一つ一つ分析して固めていく作業を行うというわけですね。

ステップ1:価値観を知る

まずは自分の価値観を探っていきます。

・「一番尊敬している人は誰ですか?」
・「過去あなたに一番影響を与えた
  出来事は何ですか?」
このような価値観に関する質問が
5つあります。
Youtubeではさらに詳しく、
計10個の質問が紹介されています。

これらの質問に答え、そこには自分のどんな価値観が背景にあるのかを抽象化していきます。

例えば私は高校の時の英語の先生をあげました。型にはまらず自由なスタイルで生徒に影響を与えていたことから、価値観ポイントは【自由】と【人に影響を与える】にしました。

このステップのポイントは、いくつか抽出した価値観のランキングを作る行為です。

例えば私は【合理的】であることや【挑戦】することに価値観を感じていますが、それらは以下のような関係になっています。

【合理的】に生き無駄を排除することで
⇒自分のやりたいことに【挑戦】できる

こんな感じで価値観どうしを紐づけピラミッドを作ります。これを行うことで人生における迷いをなくすことができるのです。

ここまで出来たら価値観の中の”仕事の目的”を決めます。仕事の目的=相手のために広げていきたい価値観です。

仕事の目的を定めることでやりたいことの中から仕事にすべきものをピックアップ出来るようになります。

価値観に正解はありません。だからこそ正しく分析できているかどうかの判断が非常に難しいのです。

そこで私は、やりたいことを100個書き出し共通する価値観を探るというワークもやってみました。このワークについてはワークシートが提供されているので、こちらのYoutubeを参考にしてみてください。

ステップ2:得意なことを知る

続いて得意なこと(無意識でも出来てしまうこと)を見つけるフェーズです。

ここで言う得意なこととは後天的に身につけることが出来る”スキル”のことではありません。営業職が営業が得意だ!というのは本当の得意なことではない可能性があるのです。

得意なことに関しても質問に答える形で
自分の得意を洗い出します。
・「これまでの人生で充実していた
  体験は?」
・「これまでの人生で成果が出たことは
  何ですか?」

成功体験の深堀りで長所の使い方を明らかにすることで、自分の取扱説明書を作ることが出来ます。

ここでも凝り性な私はストレングスファインダーを使い自分の得意なことを分析しました。

ストレングスファインダーは有料で約6,000円のものと、リクナビなどのサイトに登録すれば受けられる無料版があります。

私は有料版で診断を受けたのですが、以下のようなレポートを入手することが出来ます。

英語かい!これじゃわからないから意味ないじゃん!

安心してください。

そんな方用に以下の動画には分析結果の解説と整理のためのワークシートが用意されています。

用意されたワークシートを使った結果は以下のようになりました。

それぞれの特性の日本語解説もあるのでとてもわかりやすいです。ストレングスファインダーの結果分析で自分の得意なことがより明確になります。

ステップ3:好きなことを知る

いよいよ最後のピース、好きなことの明確化です。

他のステップ同様、
いくつかの質問に答えていきます。
・「お金を払ってでも勉強したい
  ことはありますか?」
・「これに出会えて救われた!
  というジャンルはなんですか?」

個人的にはこのステップで、今の仕事で好きなことの要素がないことに気づき衝撃を受けました笑

今の給料や待遇に不満はないのですが、モヤモヤしていた原因を認識することができました。

可能性に生きるのは終わりにしよう

後は3つのピースから自分が本当にやりたいことを決めましょう。

まず抽出した好きなこと×得意なことの組み合わせで”やりたいこと”の仮説を立てます。ここでは仕事になるのか?は考えず色々な組み合わせを書き出してみましょう。

組み合わせを書き出したら、価値観で決めた”仕事の目的”でやりたいことを絞り込みます。これが”本当にやりたいこと”の仮説となります。ここで初めてやりたいことの中から仕事にしたいものを決めることが出来ます。

ここまで進めたら、やっと自分の本当にやりたいことが見つかる!というワクワクと、今の仕事と関係なかったらどうしよう・・・という不安が入り混じった状態なのではないでしょうか?

でも大丈夫です。

この作業で運命的な天職に出会えるわけではありません。(というか天職なんてありません。)

抽出した3つの観点から少しずつ調整して本当のやりたいことをブラッシュアップし、自分の仕事に近づけていけば良いのです。

自己理解とは、自分の人生でやりたいことを絞り込む行為です。私は自己理解に出会い、本当にやりたいことと現状のギャップを埋めるフェーズに移行することができました。

あなたはいつまで可能性に生き続けますか?自己理解を通じて、さまよっていた日々とおさらばしましょう。

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