思考や問題解決を行う上では型(フレームワーク)があります。型を身につけないうちにやみくもに仕事をしてもスキルが積みあがっていきません。
今回はフレームワークの理解についてです。
問題解決の型を身に着けろ
時代の流れ
現代はモノに溢れている時代であり、大量生産ではなく課題解決が求められています。
また時代の流れが速くなっており、PDCAのようなサイクルをまわすことはスピード感が合わないため、現代はOODA(ウーダ)*思考が求められています。
*OODA
(戦場で考え出された思考法のため
現場で状況判断をしながら行動する)
Observe=観察
Orient=状況判断
Decide=決断
Act=行動
ちなみに絵ではOODAが順番にループしていますが、OODA思考はスピード重視なので、必ずしも順番通りである必要はなく、ショートカットも可能です。(OODA思考に関する本はこちら)
従って今の時代は、マニュアル的な業界経験や社内経験ではなく、より変化に対応できるような幅広い知識・思考法(=フレームワーク)がより重要となってきます。
フレームワーク
伝え方のフレームワーク)CREC法
CREC法*を用いることで明瞭にかつ簡潔に物事を伝えることが出来るようになります。
例)
Conclusion
=本は読まないほうが良いと考えます。
Reason
=読書は時間・場所の制約・インプット
の質に難点があると考えるからです。
Example
=例えば、視聴覚学習であれば、
本よりも場所を選ばす倍速で
学習ができ、視覚的にも情報を
得られるのでインプットの質が高い。
Conclusion
=だから本は読まないほうが良いです。
目標達成のためのフレームワーク)マンダラート
マンダラートを用いることで目標を達成するために必要な事項を要素ごとに必要な行動まで落とし込むことができます。
例)
目標:店舗における集客をしたい
⇒集客に必要な要素を分解し記載
リピート・ブランド・SNS
・接客・価格・地域関係
・他社媒体・口コミ
⇒要素毎にその要素を向上させる
具体的な行動(施策)を記載
(ここではリピートと
地域関係について記載)
マンダラートで具体的な行動まで記載出来たら、次のその優先順位をつけます。優先順位は、想定するお客様など関係者の感情の振れ幅が大きく、コストやリスクが伴わないものほど優先度が高くなります。
例えば集客を行う上で、駅前掃除というアクションは、コストやリスクが低く感情の振れ幅が大きいためまず最初に実施すべき施策となります。
自分のやりたいことを明確にするフレームワーク)Will Can Must
Will Can Mustを用いることで、自分のやりたいこと・やるべきことを明確にすることが出来ます。
Will:自分がやりたいこと
Can:自分が出来ること
Must:やらなければいけないこと
(WillとCanのギャップを埋めるために
やるべきこと)
これからの時代に求められている考え方、フレームワークを見てきました。テンプレートも活用し、走りながら考えるスタイルを実践していきましょう!
関連記事:
本記事はオンラインビジネススクールURUの講義内容を元に記載しています。関連記事は以下です。
<マーケティングの変化とフレームワーク>
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